厳美渓(げんびけい)観光の情報をまとめ。
戦国大名である、伊達政宗が愛した絶景で知られる厳美渓 。
世界遺産である平泉から車で、15分で行けることから
「平泉観光とセットで見ないともったいないですよ」
と、お客様にご案内しております。
厳美渓(げんびけい)の魅力とは?
という疑問に、平泉周辺の観光地を日々ご案内している旅館スタッフの立場から紹介させていただきます。
天然記念物になっている自然の造形美
この写真の渓谷にふれないと、話ははじまりません。
実際にみていただいたほうがこの写真より、100倍くらい厳しい流れを感じ美しい渓谷であり、厳美渓の漢字が腑に落ちると思います。
不思議なもので厳美渓の川の水は、写真には写らないエメラルドグリーンの美しさがあります。
「このような渓谷に行くには、険しい山道を歩くんでしょう?」
そう思ったかたもいるかもしれませんが、車から乗ったままでも見れる手軽さもおすすめする理由の一つです。
僕はよく急いでいるときに、車から降りずに徐行してご案内します。
ですがもちろん、降りたほうがいいに決まっています。
*写真からわかるように、泳ぐと生死に関わります。泳げません。
伊達政宗が愛した風景
桜が綺麗な時期は四月下旬。
厳美渓付近に咲く桜は、厳美渓を気に入って茶室まで建てた伊達政宗公が植えた桜で、貞山桜と呼ぶそうです。
400年ほど経った今でも、桜は健在です。
ただ、渓谷と桜を一緒に写真におさめるのは難しい距離感です。
名物の「空飛ぶだんご」
花よりだんごとは、まさにこれ🍡
え???
だんご?
そう思った方も多いと思いますが、地元では
「厳美渓=だんご」
そんな印象を持っている方が多いです。
まさに「花よりだんご」ですね。
うちの若女将に厳美渓の第一印象を尋ねたところ
「おだんご」
と、期待を裏切ぎらない返事が返ってきました。
厳美渓を代表する郭公だんご(かっこうだんご)は、140年前からやっているそうで渓谷の谷間をお団子がロープをつたってきます。
画像だけだと、イメージしずらいと思いますので動画も是非見てみてください。
あんこ・ごま・みたらしの三種類にお茶も付いてきて400円です。
手作りであり、作り手直送なだけに、柔らかくて美味しいです。
また、ローカルな情報としては、おすすめしたいだんご屋があります。
滝見だんごです。
地元民のファンが多く、うちのおじいさんの家にだんごがあるとしたら滝見だんごです。
厳美渓のすぐそばにありまして、郭公だんご(かっこうだんご)と違って演出はないのですが、僕はここのおだんごはすごく好きです。
温泉も徒歩3分
厳美渓から徒歩3分のところに、天皇陛下も訪れた温泉旅館、 いつくし園がございます。
11.00~16.00時の間、大人600円、子供400円で御入浴できます。
お土産も買えます。
お時間に余裕がある方は是非、立ち寄って見てください。
厳美渓へのアクセク
お車の方
一関インターから 10分
平泉から 15分
猊鼻渓から 35分
仙台から 約1時間
盛岡から 約1時間
バスの方
最後に
これだけ綺麗な渓谷が、お手軽に見れることが厳美渓の人気の秘訣だと思っています。
特に身構える必要もなく、気軽に寄っていただけたらと思います。
おすすめの日帰り観光ルートは、厳美渓→達谷窟→平泉→猊鼻渓(げいびけい)ですね。
一日みっちり楽しめます。
このコースのおすすめのランチは、地ビールと餅食の世嬉の一酒造さん、地元食材にこだわりのかぶらやさん、そばなら青葉 直利庵さんです。
近場のお土産を買うなら、道の駅「厳美渓」がすぐそばです。
投稿者プロフィール

【東京からUターンして気が付いた地方生活の魅力】
【感じた事、考えたこと】
を綴ります。
平成3年5月25日生まれ。
高校卒業後、エコール辻東京に進学し「株式会社ひらまつ」で4年間調理場で修業。
その後、ビジネスマネジメントを学び実家の旅館に戻る。
趣味は、写真 生け花 料理。